3月11日のこと
去年の3月11日、午後2時46分。
私は家でピアノを弾いていた。
その日の夜に、とあるライヴハウスで行われる、ましゅまろままライヴの練習をしていた。
ピアノを弾きながら、何だか世界がぐる~んぐる~んって感じでまわってる・・?!
目眩?!貧血?!あたしだけ?!
電器照明の傘を見るとすっごい揺れてる!
急いで居間に行くとテレビを観ていた母が、「地震だって!」
昼寝をしていた真彩も「寝ていても揺れて目が覚めたー!」
と起きてきた。
最初は、あんな大きな被害になるとは想像もできなくて、夕方になりライヴに出掛ける頃になって、津波のニュースが流れてきた。
「今夜のライヴはどうする?」
と、サポートをお願いしていたパーカッションのSALさんとも電話で話し合う。
でも、何人かの来てくださる予定のお客様から「今夜やるよね?」「今、電車で向かってます。」 などメールや電話を頂き、ライヴは決行。
そして、SALさんとの話し合いで、チャリティーライヴにしようと決め、お店側の許可も頂きすぐに募金箱も作って頂いた。
その箱はその後も、お店にずっと設置して頂いて、毎月精算報告をして、市民タイムスを通じて被災地へ送って頂いていた。
しかし、そのお店『JUST』も、去年6月30日の松本の地震 で再起不能となってしまった。
ライヴが終わり、JUSTの大きなスクリーンで、映されたニュース映像に、全員が言葉を失う・・。
大変なことになっている・・。
町を飲み込んで行く真っ黒な津波。
燃え盛るコンビナート。
交通機関が止まり、都心で働く人達がゾロゾロと歩いて帰宅している姿。
東京で働く三女とは連絡がとれず、炎に包まれているコンビナート付近は、元相方のギタリストが仕事しているあたりだ。
日付が変わる頃になって、娘とギタリストと連絡がとれた。
やはり、徒歩で帰宅中。
まだ家には着いていないけど無事ということ。
よかった・・。
しかし、ニュースの映像は地獄のような現状を流し続けている。これから日本はどうなるんだろう?
と、夜も眠れなかった。
そんな2011年3月11日の私の記憶。
それからの一年、日本中、いえ世界中が日本の東北へ思いを寄せてきた。
誰もが、それぞれの、自分達のできることをやってきた。
それはこれからも変わらない。
実際に被災していない私達でさえこんなに悲しい思いでいる。
実際、身内や友人、大切な物も思い出も全て亡くされた方達の痛みはどれほどのことかと思う。
それでも、生きてる人達は日常を過ごしていく。
前に進んでいく。
笑うし、冗談も言って
日々を過ごしていく。
でも、忘れない。忘れられない。
どんなに、私達が心を痛めても、その人達の痛みには及ばない。
そんな思いで過ごしている人達のことを、私達も忘れちゃいけない。
今年の3月11日は、特別なことをするわけではなく、日常通りでいようと思った。
そうしたら、ファインビュー室山ロビーコンサートの日程になった。
これも、私にとってはあたりまえの日常だ。
一曲目は『Amazing Grace~君への標』
遠くに沈む海の夕日を
悲しむことはないと
誰か伝えてくれないだろうか
風の噂に添えて
時代の中で消えたとしても
共に思いあれば
見知らぬ雲に姿を借りて
君への標となろう
~君への標より~
ましゅまろままステージ始まる前、ファインビューの全面ガラスから見える外の景色は猛吹雪!
歌い始めたら雪は止み、光りが差してきて、「見知らぬ雲に姿を借りて・・」と歌うときには、雲が金色に光ってるのが見えた。
ホントだよ!
震災、津波の犠牲になった方達、さぞかし無念だったことと思う。
でも、遺された大切な人達がこれ以上悲しまないように、苦しまないように、空の彼方に光り、大切な人達の進む道を守り、照らしてくれている。
B.Free、ましゅまろまま、そして、急遽ゲストとして参加して頂いた、さんさな。
ファインビュー室山でのロビーコンサートチャリティー基金、お客様からのお気持ちは、13963円になりました。
ありがとうございます。
私は家でピアノを弾いていた。
その日の夜に、とあるライヴハウスで行われる、ましゅまろままライヴの練習をしていた。
ピアノを弾きながら、何だか世界がぐる~んぐる~んって感じでまわってる・・?!
目眩?!貧血?!あたしだけ?!
電器照明の傘を見るとすっごい揺れてる!
急いで居間に行くとテレビを観ていた母が、「地震だって!」
昼寝をしていた真彩も「寝ていても揺れて目が覚めたー!」
と起きてきた。
最初は、あんな大きな被害になるとは想像もできなくて、夕方になりライヴに出掛ける頃になって、津波のニュースが流れてきた。
「今夜のライヴはどうする?」
と、サポートをお願いしていたパーカッションのSALさんとも電話で話し合う。
でも、何人かの来てくださる予定のお客様から「今夜やるよね?」「今、電車で向かってます。」 などメールや電話を頂き、ライヴは決行。
そして、SALさんとの話し合いで、チャリティーライヴにしようと決め、お店側の許可も頂きすぐに募金箱も作って頂いた。
その箱はその後も、お店にずっと設置して頂いて、毎月精算報告をして、市民タイムスを通じて被災地へ送って頂いていた。
しかし、そのお店『JUST』も、去年6月30日の松本の地震 で再起不能となってしまった。
ライヴが終わり、JUSTの大きなスクリーンで、映されたニュース映像に、全員が言葉を失う・・。
大変なことになっている・・。
町を飲み込んで行く真っ黒な津波。
燃え盛るコンビナート。
交通機関が止まり、都心で働く人達がゾロゾロと歩いて帰宅している姿。
東京で働く三女とは連絡がとれず、炎に包まれているコンビナート付近は、元相方のギタリストが仕事しているあたりだ。
日付が変わる頃になって、娘とギタリストと連絡がとれた。
やはり、徒歩で帰宅中。
まだ家には着いていないけど無事ということ。
よかった・・。
しかし、ニュースの映像は地獄のような現状を流し続けている。これから日本はどうなるんだろう?
と、夜も眠れなかった。
そんな2011年3月11日の私の記憶。
それからの一年、日本中、いえ世界中が日本の東北へ思いを寄せてきた。
誰もが、それぞれの、自分達のできることをやってきた。
それはこれからも変わらない。
実際に被災していない私達でさえこんなに悲しい思いでいる。
実際、身内や友人、大切な物も思い出も全て亡くされた方達の痛みはどれほどのことかと思う。
それでも、生きてる人達は日常を過ごしていく。
前に進んでいく。
笑うし、冗談も言って
日々を過ごしていく。
でも、忘れない。忘れられない。
どんなに、私達が心を痛めても、その人達の痛みには及ばない。
そんな思いで過ごしている人達のことを、私達も忘れちゃいけない。
今年の3月11日は、特別なことをするわけではなく、日常通りでいようと思った。
そうしたら、ファインビュー室山ロビーコンサートの日程になった。
これも、私にとってはあたりまえの日常だ。
一曲目は『Amazing Grace~君への標』
遠くに沈む海の夕日を
悲しむことはないと
誰か伝えてくれないだろうか
風の噂に添えて
時代の中で消えたとしても
共に思いあれば
見知らぬ雲に姿を借りて
君への標となろう
~君への標より~
ましゅまろままステージ始まる前、ファインビューの全面ガラスから見える外の景色は猛吹雪!
歌い始めたら雪は止み、光りが差してきて、「見知らぬ雲に姿を借りて・・」と歌うときには、雲が金色に光ってるのが見えた。
ホントだよ!
震災、津波の犠牲になった方達、さぞかし無念だったことと思う。
でも、遺された大切な人達がこれ以上悲しまないように、苦しまないように、空の彼方に光り、大切な人達の進む道を守り、照らしてくれている。
B.Free、ましゅまろまま、そして、急遽ゲストとして参加して頂いた、さんさな。
ファインビュー室山でのロビーコンサートチャリティー基金、お客様からのお気持ちは、13963円になりました。
ありがとうございます。
2012年03月12日 Posted byましゅまろまま at 15:40 │Comments(2) │まみのブログ
この記事へのコメント
自分、自分達が出来る事、精一杯やっていく。
それだと思う。
それが大事だと思う。
それだと思う。
それが大事だと思う。
Posted by さるばやし at 2012年03月13日 10:02
もうひとつ。
まみりんの『Amazing Grace~君への標』
ゆっくり聴きたいです。
バックメンバーではなく、聴衆の一人として。
まみりんの『Amazing Grace~君への標』
ゆっくり聴きたいです。
バックメンバーではなく、聴衆の一人として。
Posted by さるばやし at 2012年03月13日 21:01